キンクイとは?話題の温浴施設を紹介
埼玉県所沢市に2024年9月にオープンした「温泉バルコニー King&Queen」、通称「キンクイ」は、関東最大級の温浴施設として話題沸騰中です。天然温泉をはじめ、サウナ、水風呂、岩盤浴、フードコートなど充実した設備が揃い、まるでテーマパークのような世界観が楽しめる施設となっています。
このキンクイを運営するのは、名古屋最大級の温浴施設「キャナルリゾート」や、東久留米の「スパジャポ」を手掛けるZIP株式会社。スパジャポに続く首都圏2軒目の大型温浴施設として登場し、より豪華で特別感のある空間が提供されています。施設のコンセプトは「King&Queen」、つまり王様と女王様のような贅沢な気分を楽しめる温泉テーマパークです。館内のデザインはアニマルモチーフを取り入れ、まるでサバンナ探検をしているかのようなワクワク感が味わえます。
アクセス方法と料金体系
キンクイの最寄り駅は、西武池袋線「小手指駅」または西武新宿線「新所沢駅」です。どちらの駅からも無料シャトルバスが運行されており、公共交通機関でのアクセスは便利。車で訪れる場合、最近所沢駅近くにオープンした商業施設「エミテラス所沢」の影響で、土日は周辺の道路が混雑する可能性がありますが、施設の駐車場は広く、駐車スペースには困りません。
料金一覧(2024年時点)
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入浴料: 平日 950円 / 土日祝 1,100円(朝風呂 1,000円)
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岩盤浴: 平日 1,000円 / 土日祝 1,200円
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屋上テントサウナ: 別料金
スパジャポと比べるとやや高めの料金設定ですが、その分、より快適な施設設計がされています。特にサウナや岩盤浴のエリアが充実しており、サウナ好きにはたまらない空間です。
充実の設備!温泉・サウナ・岩盤浴の魅力
キンクイの浴場には、内湯と露天風呂があり、炭酸泉やジェットバス、シルク風呂、寝湯、壺湯など多彩な種類の浴槽が楽しめます。しかし、特に注目されているのが水深2mの水風呂(遊水風呂)です。サウナ後の爽快感を極めるための設備として人気ですが、小さい子どもが遊ぶには少々危険な設計とも言われているため、安全対策が求められています。
サウナのラインナップ
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富士山溶岩ロウリュサウナ(高温)
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ハーブスチームサウナ(高温)
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塩サウナ(中温)
水風呂のラインナップ
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遊水風呂(約16度)
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涼水風呂(約22度)
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凍水風呂(約8度)
岩盤浴エリアは「薬」「炎」「雪」の3つの房があり、セルフロウリュも楽しめます。室内の熱さは強めで、じっくり温まるというよりも、短時間で大量の汗をかくスタイルとなっています。また、岩盤浴エリアには休憩スペースがあり、漫画や雑誌も豊富に揃っているため、のんびり過ごすことができます。ただし、混雑時には場所取りが激しく、空きスペースを見つけるのが大変かもしれません。
フードコートの豪華ラインナップ
館内には「King&Queen DINING」や「Chef’s COLLABO」などのフードコートが併設され、ラーメン、アジアン料理、ステーキ、韓国料理、ピザなど多彩なメニューが楽しめます。特に注目されているのが「ラーメン飯田商店」とのコラボメニュー!これは平日限定で提供されるため、食べたい方は事前に確認しておくと良いでしょう。
また、台湾まぜそばで有名な「麺屋はなび」や、つけ麺の名店「とみ田」とのコラボメニューなど、グルメ好きにはたまらないラインナップです。オープン直後はフードコートが大混雑しており、長蛇の列ができていたとの口コミもあるため、混雑回避のためには時間帯を調整するのが良さそうです。
実際に訪れて感じたポイント
館内は清潔感があり、スタッフの対応も丁寧でした。ただし、オープン直後の混雑は想像以上。特にフードコートは長蛇の列ができていたため、食事を楽しむなら時間帯を選ぶのが良さそうです。浴場の広さについては、スパジャポと比較すると少しコンパクトな印象でしたが、サウナと岩盤浴が充実しているため、サウナ好きには特におすすめの施設と言えます。
また、館内の清掃が行き届いており、清潔感を感じました。しかし、休日は混雑が激しく、洗い場の空き待ちをする時間が発生することも。比較的空いている朝風呂の時間帯を狙って訪れるのがベストかもしれません。
まとめ
「温泉バルコニー King&Queen(キンクイ)」は、温泉好きだけでなく、サウナ愛好家にも最適な施設。 アニマル柄の岩盤浴着やユニークなサウナ・水風呂など、遊び心溢れる空間となっています。 週末のお出かけ先として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
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